信州建築構造協会 7月例会公開講演会のご案内
| 主催 | 信州建築構造協会 |
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| 開催日 | 2026/07/16 |
| 講演内容 |
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会場 | 長野市 ホテル国際21 長野県長野市県町576 TEL:026-234-1501 |
セミナーレポート

挨拶する大日方会長
信州建築構造協会 7月例会
構造デザインと地盤置換工法を学ぶ
多田氏講演、ピーエルジーが製品紹介
信州建築構造協会(大日方貞夫会長)は7月16日、第34期7月例会を長野市内で開催した。多田脩二構造設計事務所代表の多田脩二氏による講演のほか、
商品説明で発泡ポリスチレン(EPS)を用いた地盤置換工法「コロンブス+」の技術発表、長崎県への研修旅行報告を行った。

技術発表では、ピーエルジーの大石誠氏が「コロンブス+」の仕組みや施工方法、適用上の留意点を解説した。同工法は、建物基礎下の土を軽量なEPSに置き換え、
建物荷重と排土重量のバランスを調整することで、地盤への負荷を軽減するもの。大石氏は、軟弱地盤における不同沈下対策などに活用でき、小規模・低層建築物でもセミフローティング基礎を採用できると説明した。

ベタ基礎の構造計算における支点設定についても問題提起。実際のベタ基礎がスラブ全面で地盤に支持される一方、一般的な構造計算では柱脚をピン支点として扱う場合があると説明。
軽量鉄骨造平屋建てを対象に、一貫構造計算と有限要素法の解析結果を比較し、計算方法や支点条件によって梁の応力などに差が生じることを紹介した。

多田氏は、構造的な真実性に加え、単純明快で合理的な仕組みと施工性を考慮することの重要性を強調。

中国木材名古屋事業所では、材料実験や縮小模型、モックアップを用いて木造吊り屋根の挙動を確認しながら実現した経緯を紹介した。

このほか、長崎県への研修旅行について報告。当初予定していた端島(軍艦島)への上陸が船の欠航で中止となったため、雲仙普賢岳の噴火災害遺構や島原半島ジオパーク、軍艦島デジタルミュージアムなどを見学した内容を共有した。


