信州建築構造協会

公開セミナー|ASBS 信州建築構造協会|耐震診断は構造設計のプロ集団 ASBSへ

信州建築構造協会7月例会公開講演会のご案内

主催 信州建築構造協会
後援 一般社団法人 長野県建築士事務所協会
開催日 2023/08/07
時間 第1部 PM2:30~PM3:30
第2部 PM3:45~PM5:30
講演内容
第一部
商品紹介「新製品ジャストベースJEⅡ型円形鋼管用」
コトブキ技研工業株式会社
建材・建機事業部 技術製造部 技術課 課長 䑓 敏英 氏
第二部
「地震におけるブレース端接合部の被害とその耐震補強法」
東京工業大学 科学技術創成研究院 吉敷 祥一 教授(工学博士)
会場

長野市 長野ホテル犀北館

長野市県町528-1
TEL:026-235-3335

参加申込

一般の方で参加を希望される方は、こちらの申込用紙にご記入の上FAXにてお申込ください。

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お問い合わせ

信州建築構造協会事務局
〒399-0033 松本市笹賀7804
担当:浜
info[at]asbs.cc
※迷惑メール回避のため、[at]を@に書換えて送信してください。

セミナーレポート

ブレース端接合部の補強方法を学ぶ 
信州建築構造協会の7月例会


信州建築構造協会(白鳥太一会長)は、7月例会を7月14日に長野市内で開いた。講演会では、吉敷祥一氏(東京工業大学科学技術創成研究院教授)が「地震におけるブレース端接合部の被害とその耐震補強法」を説明し、コトブキ技研工業の䑓敏英技術課長が柱脚工法「新製品ジャストベースJEⅡ型円形鋼管用」の商品を紹介した。


吉敷 祥一 教授


 吉敷教授は、東日本大震災における学校体育館の被害について、現地調査した内容を紹介。ブレース被害に着目すると「建築年度が古いとボルトの破断や有効断面破断が起こっている。1981年の建物を境に、被害の内容が変わってきて、2010年近くの建物だと軸部降状(座屈)だけが起こっている」と述べ、ブレース端接合部の破断防止と補強例などを解説し、筋かい端接合部の補強方法(隅肉溶接)に関する実験結果や乾式(溶接レス)の補強方法を説明した。


吉敷 祥一 教授


  コトブキ技研工業は、「ジャストベースJEⅡ型円形鋼管用」について、設計ルート適用範囲の拡大や基礎柱型の拡大に対応しているとの設計上のメリットを紹介。設計用CADデータや総合カタログ等は4月より公開し、同商品は4月1日より受注受付を開始したことを伝えた。
 白鳥会長は「対面での講演会を開催してもいいのか悩まされてきた。今年に入って、ようやく順調になり毎回の講演会には50~60人の参加者がいる。かなり活発な活動ができていると思う」とした。


䑓 敏英 氏

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