信州建築構造協会

公開セミナー|ASBS 信州建築構造協会|耐震診断は構造設計のプロ集団 ASBSへ

信州建築構造協会5月例会公開講演会のご案内

主催 信州建築構造協会
後援 一般社団法人 長野県建築士事務所協会
開催日 2023/06/09
時間 第1部 PM2:30~PM3:45
第2部 PM4:00~PM5:30
講演内容
第一部
「一般支保工の早期解体を実現するクイックアップ工法について」
株式会社 マイコンサルタント 東京事務所 所長 両澤 康男 氏
第二部
「床と壁だけで造る大規模RC造建築+木造による大規模空間建築の設計」
東京電機大学 今川 憲英 名誉教授

※「壁式鉄筋コンクリート肉厚床壁構造設計指針(案)同解説」を準備できる方は、ご持参ください。
会場

松本市 アルピコプラザホテル

松本市深志1-3-21

TEL:0263-36-5055

参加申込

一般の方で参加を希望される方は、こちらの申込用紙にご記入の上FAXにてお申込ください。

お申込用紙はこちら

お問い合わせ

信州建築構造協会事務局
〒399-0033 松本市笹賀7804
担当:浜
info[at]asbs.cc
※迷惑メール回避のため、[at]を@に書換えて送信してください。

セミナーレポート

今川憲英氏が厚肉床壁構造を紹介 
信州建築構造協会5月例会


信州建築構造協会(白鳥太一会長)は、5月例会を5月19日に松本市内で開いた。今川憲英氏(東京電機大学名誉教授)が厚肉床壁構造と事例の施設紹介、マイコンサルタント東京事務所の両澤康男所長がクイックアップ工法をテーマにそれぞれ講演した。


今川氏


 今川氏は、厚肉床壁構造について「スペースシャトルでも採用されている構造で、柱と梁で建物を支えるのではなく、厚い床と壁が一体となって建物全体を支えている。厚いスラブと厚い壁で構成することで、柱型や梁型のない空間が実現できるほか、床から天井まで大きな開口を設けることが可能」と話した。
参考事例としては、RC造の建物かつ延べ床面積1万㎡規模で、厚肉床壁構造が採用された案件を紹介。福島県の災害復興住宅では、同構造を採用したことで、開口を確保でき、開放感のある居住空間を提供していると述べた。そのほか、「フェニーチェ堺」や「しまなみ交流館」などでの採用事例を説明した。


両澤氏


白鳥会長は「今川先生には以前からずっとオファーして、念願かなっての講演。両澤さんも会員から強い推薦があってお願いした」と話した。
講演会後には懇親会を開き、会員同士の親交を深めた。


懇親会



一覧に戻る

ページ上部に戻る