信州建築構造協会

公開セミナー|ASBS 信州建築構造協会|耐震診断は構造設計のプロ集団 ASBSへ

信州建築構造協会7月例会のご案内

主催 信州建築構造協会
開催日 2019/07/19
時間 14:30~16:30
参加費 1,000円
講演内容
「地盤改良工法の建築物への利用と最近の動向」
一般財団法人ベターリビング つくば建築試験研究センター総括役(建築基礎・地盤技術高度化担当) 
二木 幹夫 氏
(建築基礎・地盤技術高度化推進協議会 副会長)
会場

ささや

長野県上田市 中央2-15-12  
TEL:0268-22-0128

参加申込

一般の方で参加を希望される方は、こちらの申込用紙にご記入の上FAXにてお申込ください。

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お問い合わせ

信州建築構造協会事務局
〒381-8588 長野市桐原1-3-5
株式会社本久内
担当:大日方
info[at]asbs.cc
※迷惑メール回避のため、[at]を@に書換えて送信してください。

セミナーレポート

◎地盤改良工法の最新動向を学ぶ◎
○7月例会で二木幹夫氏が講演○

 7月19日、上田市内で同会の7月例会を開催しました。

 講演会は、ベターリビングつくば建築試験研究センターの二木幹夫氏が登壇し「地盤改良工法の建築物への利用と最新の動向」について講演しました。

 湿潤な土地、出水のおそれの多い土地またはゴミその他これに類するもので埋め立てられた土地に建築物を建築する場合には、盛土、地盤の改良その他衛生上または安全上必要な措置を講じなければならないと建築基準法第19条で定められています。二木氏は、その基本的な工法として「浅層混合処理工法」や「柱状地盤改良」など固化による地盤改良があることを解説。「小規模建築物での施工実績が多いが、大きな工事では特に施工管理や品質管理、品質検査が重要であり、品質のばらつきを考慮した強度の採用や検査が行われている。固化剤メーカーによる自社試験を行うなど、第三者性の確保やトレーサビリティの確保への取り組みが必要」と話しました。

 地盤改良指針の改定について、スウェーデン式サウンディング試験の利用が拡大していることや品確法などの変更に伴い地盤の液状化現象への対応に関する特記事項が追加されるなどの現状を伝えたほか、深層混合処理工法のための設計指針で多くの箇所が改定されたことを丁寧に説明しました。

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