信州建築構造協会

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信州建築構造協会11月例会公開講演会のご案内

主催 信州建築構造協会
後援 一般社団法人 長野県建築士事務所協会 JSCA長野
開催日 2018/11/09
時間 15:00〜16:30
参加費 1,000円
定員 約60名を予定しています。(信州建築構造協会会員を含む)
講演内容
「一貫構造計算プログラムに関する特性比較」
株式会社竹中工務店 設計本部 専門役 鹿島 孝 氏
会場

ささや

長野県上田市中央2-15-12
TEL:0120-117-338

参加申込

一般の方で参加を希望される方は、こちらの申込用紙にご記入の上FAXにてお申込ください。

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お問い合わせ

信州建築構造協会事務局
〒399-0033 松本市笹賀7804
担当:浜
info[at]asbs.cc
※迷惑メール回避のため、[at]を@に書換えて送信してください。

セミナーレポート

◎竹中・鹿島氏らが講演○
○信州建築構造協会が11月例会開催○

11月9日、同協会は上田市内で11月例会を開きました。講演会では、竹中工務店の鹿島孝氏が「JSCAプログラム部会で実施した一貫構造計算プログラムの特性比較」について講演してくださったほか、太啓建設(愛知県豊田市)の岡本宏之氏に膜天井「ファイバーシート天井システム」について提案していただきました。

■一貫構造計算プログラムの特性比較
 講演会では、竹中工務店(東京都)設計本部で専門役を務める鹿島孝氏に、一貫構造計算プログラムに関する特性比較についてご講演いただきました。構造技術者が利用するプログラムの特性を明確にし、プログラムの利用技術を向上するための情報を提供することを目的に、鹿島氏はJSCAプログラム部会で分析を行っています。同部会では、「荷重計算」「応力計算」「断面計算」「偏心率」「耐力計算」「部材種別判定」などについて、分析の結果を表やグラフで示しながら解説しました。



■新技術「ファイバーシート天井システム」
 ファイバーシート天井システムとは、従来の「吊る」天井から「張る」天井という新たな発想のもと開発されました。丈夫なグラスファイバー製のシートに専用のストロングテンション金具を壁に取り付け、両側から張力をかけることで水平な天井を作ります。重さは1㎡あたり700gと軽量で、柔軟性が高く大きな変形や衝突に耐えることができ、万が一天井が崩落しても、破損物による被害を軽減できるのが特長です。現地での張り合わせが必要ない簡易施工のため、特殊作業員を必要としないことも省力化に寄与しています。
 太啓建設で営業副本部長を務める岡本宏之氏は、岡山県のメーカーらと共同で「ファイバーシート天井システム協会」を立ち上げ、全国展開を目指しています。「熊本地震では、避難所で天井が落下する事故があった。落ちにくく、ケガをしにくい安全な天井を開発できないか、という思いから生まれた」と岡本さんは開発のきっかけを話してくださいました。

▼同協会ホームページ
http://fscsa.jp/

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