信州建築構造協会3月例会のご案内
主催 | 信州建築構造協会 |
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開催日 | 2018/03/23 |
時間 | 講演会 PM2:30~4:40 |
参加費 | 1,000円 |
講演内容 |
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会場 | JA長野県ビル 13階(13A会議室) 長野県長野市大字南長野北石堂町1177番地3 |
参加申込 | 一般の方で参加を希望される方は、こちらの申込用紙にご記入の上FAXにてお申込ください。 お問い合わせ信州建築構造協会事務局 |
セミナーレポート
中大規模木造建築の構造設計学ぶ
○山辺豊彦氏が3月例会で講演○
3月19日、長野市内で3月例会を開き、山辺構造設計事務所(東京都)の山辺豊彦代表を講師に招いた講演会を開きました。
テーマは「中大規模木造建築物の構造設計について」。地域材を活用した中大規模の木造建築物の設計や、柱梁接合部・柱脚の設計について資料を使って丁寧に説明しました。
「地域材を活用する上で重要な課題は、どの程度供給できるのか調査することだ」と強調する山辺氏。中大規模の木造建築物で地域材を導入する際は、発注者や林業従事者、設計者、施工者の連携が必要であることを解説したうえで、いくつかの事例を交えながら「地域の案件はその地元の設計業者が取り組むことが一番良い」と持論を展開しました。。
また「木造でも耐久性を高める施工方法があることを、施主や管理者に知ってもらうことが大切だ」と情報発信の重要性を訴えたほか、分離発注や複数年契約などの発注体制、製材期間の確保など、実現のために課題はさまざまあることを強調しました。