信州建築構造協会3月例会
主催 | 信州建築構造協会 |
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共催 | JSCA長野 |
後援 | 一般社団法人 長野県建築士事務所協会 |
開催日 | 2016/03/11 |
時間 | PM 1:50〜5:00 |
参加費 | 1,000円 |
定員 | 約50名を予定しています。(信州建築構造協会会員を含む) |
講演内容 |
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会場 | メルパルク長野 長野市鶴賀高畑752-8 |
セミナーレポート
3月の公開講演は、「長野県を取り巻く金融経済動向」と題して日本銀行松本支店の岡本宜樹支店長を招き開催しました。
岡本宜樹支店長は、はじめに注目される「マイナス金利」について触れ、「消費者物価指数を2%に引き上げるための取り組み。借り手となる企業や国民には有利となる。瞬時には効果見えにくいが半年、1年と効き目を実現させていく。世の中にお金を流通させていく事が目的。この機会を活用してほしい」と話し、経済の動向では「中国経済は個人消費が好調で大きな崩れはない、国内も大企業を中心に設備投資が出ている。
日銀松本・岡本支店長が経済動向語る
長野県も非製造業は観光面などで改善の方向にあるが、製造業ウェートが全国平均と比べ高い県内は、中国向けなどの製造業で影響が出ているようだ。長期見通しを考えると『より収益力を高める』ためには設備投資は必要」などと、世界や中国の経済状況や見通しを織り交ぜながら説明されました。
当日は技術説明会も開き、NTTファシリティーズ総合研究所の荒川延夫部長らが、一貫構造計算ソフト利用における留意点や、一貫構造計算プログラム「SEINLaCREA」の特徴と機能について事例を示しながら解説しました。