信州建築構造協会7月例会
共催 | JSC A長野 |
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後援 | (一社)長野県建築士事務所協会 |
開催日 | 2014/07/03 |
時間 | PM2:30〜PM5:30 |
参加費 | 1,000円 |
講演内容 |
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会場 | ホテルJA Lシティ長野 長野市鶴賀問御所町12 2 1 TEL 026-225-1131 |
セミナーレポート
7月例会の公開セミナーは「告示771号の対応」と「外壁改修FST工法」の2部形式で、3日に長野市内のホテルで開き60人以上に参加いただきました。
第1部は桐井製作所の高石幸寿氏が、特定天井の耐力上安全な構造方法を定める「国交省告示771号の対応と製品」について講演しました。
高石氏は、在来の基本的な吊り天井を図解し、地震時に天井崩落した事例から原因と対応を示して「耐震天井の基本はパーツ補強、ブレース、クリアランスの3点が重要。天井内の設備計画や照明配置も事前調整し取り合いなどを確認しておくことが必要」などと説明。特定天井の告示については内容を示し、設計や確認申請書類のポイントや対応方法を分かり易く解説しました。
第2部はFSテクニカルの関本繁氏が「外壁のタイル石モルタル面の改修」について講演され、従来の外壁落下防止改修の接着性の課題を実験結果などで示し、自社開発FST工法では2層3層の外壁内浮きがあっても「低騒音、低振動、無粉塵で躯体に確実に固定できる」と工法説明しました。