信州建築構造協会5月例会
共催 | JASC長野 |
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後援 | (社)長野県建築士事務所協会 |
開催日 | 2014/05/17 |
時間 | PM 3:00〜PM 5:30 |
講演内容 |
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会場 | ホテル ブエナビスタ 松本市本庄1-2-1 |
セミナーレポート
「工法技術説明」と「鐵構組合との技術懇談」の2部形式で開催
5月の公開セミナーは、工法技術説明と鐵構組合との技術懇談の2部形式で5月17日に、松本市のホテルブエナビスタで開きました。
開会にあたり新井典夫会長は「長年の懸案のホームページを立ち上げた。活用し書き込みもお願いする。耐震改修促進法改正で大規模建築物の耐震診断報告が義務付けられた。パンフレットを作成したので対象建物所有者に出向き理解を促してほしい。懇談では設計側と造る側双方で話を深めたい」とあいさつし会員の活動を促しました。
第1部は、日立機材本社テクニカルセンターの増田久美子氏が「ハイベースNEO工法」について話し、「ハイベース工法は40年以上の販売実績がある露出型固定柱脚工法で、多様化するニーズに応えるため『ハイベースNEO工法』に改良進化させ、優れた耐震性能を発揮しブレース構造でも設計しやすくコスト削減も実現した。施工体制も認定業者で行い品質・性能の信頼性を高めている」と説明していました。
第2部の県鐵構事業協同組合青年部会との懇談では、今回は課題が多いブレースとアンカーボルトについて話し合いました。
はじめに組合は、メーカーのコンドーテックが「鋼材の材質や規格、性能についてと施工の注意点」などを説明。これらに対し当協会会員からは「JISの対応」や「設計導入時の注意・確認点」などについて質問がありました。
組合からは設計にあたって「継手の規格統一」「一次ピースの図面明示」「ブレース接合部の設計図書への反映」などの要望も出されました。